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2020年 10月 10日
コロナウィルス対策を講じながら、今年もシニア女性映画祭の準備をしています。日本初上映も二本あり、翻訳と字幕入力に全力投球しているところです。是非御覧ください。
「リブ50周年を祝う」ということで、楽しい交流会も企画しています。 どうぞご参加、ご予約、をお待ちしています。 ![]() ![]() #
by SisterWaves
| 2020-10-10 22:18
| シニア女性映画祭
2020年 08月 27日
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by SisterWaves
| 2020-08-27 21:10
| シニア女性映画祭
2020年 05月 28日
『シネマ・ミリタンと女性映像作家』を読んで ![]() キャロル・ホソプロスという女性 この本を読んだのはキャロル・ホソプロスのことを知りたかったからだ。バルセロナで彼女の作品を数本見て、見おわっ たあと、これまで味わったことのないあたたかさを感じた。作品の内容ではなく、どの作品にも全体にあるあたたかさ。70 年代の女性解放運動の映画を探していたので、彼女の「立ち上がれ!-女性解放運動の歴史(1970-80)」を見て、ぜひ上映 したいと思った。ボーボワールセンターに連絡したが、うまくいかなかった。 この本を読んで、もっとキャロルのことを知りたいと思うようになった。日本であまり知られていないので、本から少し 紹介したい。 キャロル、1945年生まれ。生きていたら75歳だ。働いていたヴォーグ誌を解雇され、手にした小切手を見てジャン・ジュネがソニーのビデオを買うことを薦めてくれた。フランスでビデオを手に入れたのはゴダールが第1号、キャロルが第2号だった。彼女が初めて撮った作品は、TV用インタビュー「ジャン・ジュネ、アンジェラ・デービスを語る」をビデオでバックアップしたものだ。番組は検閲に引っ掛かり放映されなかったので、ビデオでの別録はよい判断だった。1969年のことだ。歴史的に政治的映画は検閲で上映できないことが多く、それに抵抗し、商業映画に対抗する「シネマ・ミリタン(闘う映画)」(主に政治的ドキュメンタリー映画)の運動があった。運動は1968年の5月革命で飛躍をとげ、キャロルの作品は初のビデオによるシネマ・ミリタンとなった。(1975年検閲廃止) 1960~70年代を知る人には、これらの名前を見ただけで、あの活気ある変革の時代が思い出され、わくわくするのではないだろうか。キャロルはそんな中にいたのだ。 フェミニストと出会うのは、ゴダールが教えてくれたビデオ編集の場所だった。誘われて集会に参加するようになり、シネマ・ミリタンのフェミニスト作品が誕生していく。 70年代の女性解放運動を体験した女性は、世界中で共通した精神と感情がある。私もキャロルに共感するところが多い。インタビューで彼女はこんなことを語っている。 ♀母は母性のない人だったが、フェミニズムのおかげで母性は本能ではなく、母性を持たない権利があることを学んだ。フェミニズムが教えてくれたことは、頭を上げて「ゆっくり行こう」ということ。フェミニズムはもっとも偉大なヒューマニズムであるということ。 ♀革命への原動力は、他者に対する敬意のなさに耐えられないからだ。 ♀70年代は人生において最も幸せな時期だった。世界は私たちのもので、自らを作り変えた。1980年代はひどい時期。冗談も連帯もなく、夢も存在せず、別物となった。 ♀(70年代の)フェミニズムの実像はひどくゆがめられたので、多くの女性が「私はフェミニストではないけれど…」という。だから「立ち上がれ!」の上映会後に、「フェミニストがこうだなんて知らなかった」という。女たちがユーモアにあふれ、美しく、独断的でないことを発見するのを見て、とても驚くのだ。ビデオは30年経った今日でも輝く瞳を映しだしている! ♀1969~1970年に女たちは自分たちの考え方を作り出したと思っていたが、フェミニストの歴史家が英国の女性参政権論者について書いたとき、手紙、文章、ビラを見つけて、すべてのことはすでに語られていると気付いた。女たちは一言も、一行も、一つの考え方も作り出してはいなかった。すでにあったのにそれを受け継いではいなかった。毎回ゼロから始めるのは大変だから、写真、文書、ビラ、ポスター、文献を保存しなければならない。それが継承の助けになる。 ♀影響をうけたのは本より、女性たちと議論しながらともに映画を作り、共同のアクションを起こして多くのことを学んだ。 キャロルの撮影倫理は、「映像は被写体のもので、撮影している本人のものではない」ということ。「可能な限り真実に迫り、露出趣味に走らないようにしている。出来上がったビデオ作品を被写体に見せ、被写体に最後まで見せる権利を与えること」。自分は一種のオーケストラの指揮者のようなもの、といっている。 2005年、ゴダールに宛てた手紙で、「私はいまでもずっと他者のイメージの後ろに隠れている。自分より他者のほうが興味深いと思うから」と。他者を通じて自分を語るのではなく、あくまで他者を表現するということなのだろう。 日本ではビデオ作品はフィルム作品より下に見られる傾向があると聞いたことがある。そんな議論が無意味であることをキャロルは証明してくれる。 こんなことを頭に入れながら、私はもう一度、キャロルの映画を見たいと思う。 (老女A キャロルの誕生日5.25の前に 2020519) #
by SisterWaves
| 2020-05-28 22:44
| シニア女性映画祭
2020年 04月 21日
先ほど発信しました感想(老女A)に続き、もう一人の感想(totori)です。 83歳のイーディは山登りの目的で夜行列車に乗り込む。彼女は、発車前に下車しようとする。自分で決めて実行する体験に心からワクワクしているはずだと共感していた私は、フェイントを喰らった。 次の疑問は、自宅から持ち込んだ山登りの荷物の中の赤いパーティードレスだ。古いに物を出来るだけ使いたいのはよくわかるが、あのドレスの必要性は理解できない。摩訶不思議。 登山用品店のジョニーと出会い、トレーナーとして雇い、訓練を始める。湖でボートをこぐ彼は上手ではない。それを見ているイーディの顔は少し微笑んでいるように感じられた。彼女は、経験があると見た。ここは教訓としよう。 二人の訓練が終わり、イーディは単独登山をすると主張する。ジョニーは最初反対するが、彼女の意思におれて下山してしまう。えっ、それでいいのか?ガイドとして正しい判断なのか疑問が残った。 結局翌朝探しに行き、幸運にも生きていた彼女と出会う。奇跡的出来事だ。相手は、大自然環境なのだ。 見終わって一番印象に残ったのは、イーディが自転車で下り坂を降りているときの爽やかな笑顔だ。登り坂ではないところが現実的。もうひとつ。山頂に立ち遠くを見つめる彼女の赤い服の鮮やかさだ。私も持っている赤い服を着ることにしよう。都市生活の中で小さな自然を見つけよう。![]() #
by SisterWaves
| 2020-04-21 21:32
| シニア女性映画祭
2020年 04月 21日
皆さま 新型コロナウィルスの拡大により、活動自粛でいかがお過ごしでしょうか? シニア女性映画祭の毎月のミーティングも休止しています。3月中旬にトルコの 女性映画祭へ参加しようとしていた山上監督も、先方の延期により断念。 そこで私たちは3月に上映されて観た、元気の出る映画の感想をお届けします。
「イーディ、83歳 はじめての山登り」(Never too late)
![]() 80歳過ぎても、「やりたいことに遅すぎることはない」と、若き日の登山の夢を実現するという映画のチラシ文句に魅かれて、80歳を目前にした私は、この映画をぜひ見たいと思った。私も山が好きだけれど、体力がないのであきらめることが多い。でも、ひょっとしてまだチャンスがあるかもしれない。イーディはどう実現したのだろうか。 そんな思いを抱いて映画を見た。映画を見終わって思ったのは、「どうすれば80歳過ぎて初めての登山ができるか」という話はどこにもない、ということだった。そうだよな~、私の早とちりだった。 これはイーディが山頂に立った話なのだ。意志あるところに道は開ける。だから「ありえな~い」と思ってしまう筋書きも、そこは目をつむって次へ進まなくてはならない。「願い」というものは不思議な力が働いてかなうものなのだ。 私が「ありえ~る」と思ったところは、イーディが登山に出発する汽車から降りようとしたところ。彼女は「できるだろうか」「バカげた決心じゃないか」と思ったにちがいない。私も同じような経験がある。66歳のとき、未経験のネパールのトレッキングツアーに申し込み、出発近くになって不安になったからだ。結果は「最高!」だったが。 老女イーディを見る若い人たちの視線、異星人に対するような距離感が、興味深かった。私もそんな視線を受けているにちがいない。が、そんなこと気にしちゃいけない。残された時間はカウントダウンなのだから。 この映画は言っている、「老女のみなさん、夢を持っていますか。その夢の実現に向けて何かしていますか。老女よ、大志を抱け!」と。 緊急事態宣言で映画館が閉館して残念です。この映画を京都シネマで二人が見ました。 見られた方がいらっしゃれば、是非ご感想などお寄せ下さい。 #
by SisterWaves
| 2020-04-21 20:41
| シニア女性映画祭
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