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2007年 07月 03日
『シネマジャーナル』をご存知ですか?
女がつくる映画誌。女性映画・監督の紹介とアジア映画の情報がいっぱい。 知る人ぞ知る映画雑誌に2006年12月に開かれた第3回「女たちの映像祭・大阪 2006」に駆けつけてくれた記者たちが、上映作品を紹介してくれました。 その一部を遅ればせながら、紹介します。 興味を持たれた映画作品を上映会、またはキャラバン上映を企画していただけると嬉しいです。 たくさんの女性たちに視て欲しい作品ばかりです。 第3回女たちの映像祭・大阪 2006 白井 美紀子 大阪で2年に1度開催される「女たちの映像祭」に初めて参加しました。 もちろん、監督をはじめスタッフ全員女性です。規模は小さいですが、ソウルと台湾の女性映画祭とは姉妹関係です。 上映された作品はいずれも女性を取り巻く偽りのない現実が、力強く描かれていました。 上映後のトークは必ずおこなわれます。交流会では、監督と来場の方が、それこそ膝を突き合わせる様にお話することができました。 「布結びあう女たち」チェン・ウエイスー監督(2004年 台湾 ) =抜粋= 台湾の前衛芸術家、呉瑪悧(Wu Mali)は、台北市から依頼を受け、布地を使い創造的な仕事をしている台北市婦女新知協会に参加し、(魂のシーツ)と題した布の制作を企画しました。これは約半年の(魂のシーツ)制作現場にカメラをあてたドキュメンタリーです。 布の会の女性たちは年齢も階級も様々。魂のシーツを自分自身の肌のように愛おしみ、個々の人生の中身を探求する姿が、力強く描かれています。略 『塩━韓国鉄道女性労働者の物語』パク・ジョンスク監督(2003年 韓国) =抜粋= 1996年以来、労働問題を扱っているパク・ジョンスク監督の新作。この塩とは、生活に不可欠なもの、気付かないけれど大切な塩と同じ役割をしている女性労働者について追求しています。 『家政婦』エメル・チェレビ監督(2006年 トルコ) =抜粋= このドキュメンタリーは大都市イスタンブールで、家政婦として働く女たちを描いています。大阪ヨーロッパ映画祭オープニング作品(クロッシング・ザ・ブリッジ)を観たばかりで、イスタンブールの都市の雰囲気や音楽に魅せられていましたが、この作品でイスタンブールの違う面を知ることができました。 貧富の差が激しいこの地では、家政婦を使う人、使われる人とはっきり分かれているようです。雇い主から人間的な扱いもなく、健康保険や社会保障のなく、安い賃金で休みなく働き続ける彼女たちの悩みや葛藤が浮き彫りになります。 高野史枝 『纏足━10センチの黄金蓮花をさがして』ユーチン・ヤン監督(カナダ/中国) =抜粋= 第1回の『女たちの映像祭・大阪』に行った時、最も印象的だったのが中国人でカナダ在住の監督。中国で伝統的に女性だけが使ったという文字『女書』をテーマにしたドキュメンタリーも「埋もれた女性の文化を女性監督が映画にする」という女たちの映像祭にふさわしい素晴らしいものだったが、自分の作品について力強く語り続けるヤン監督の情熱と個性は際立っていた。 纏足とは10世紀から20世紀まで、千年近くに渡って続けられてきた中国の習慣だ。それは「女性の足を布で縛って大きくしない」などという生やさしいものではなく、まだ女の子が3〜4歳の骨の柔らかい頃、足の親指以外の指を「ボキボキと折って」内側に曲げ、土踏まずの肉を「腐らせて取り」足をハイヒールのような型に変形させるという残酷極まりない風習だ。 足は一生布で縛ったまま。もちろんこの足で歩いたり走ったりすることは困難で、強い痛みを伴う。どう考えても男性による女性支配の一つの手段だということは明らかだ。ヤン監督の祖母、母、叔母もやはり纏足をしていた。母が歩いて仕事から帰った後、いつも痛みを訴えていたことと、自分ももう少し早く生まれていたら纏足されていたかもしれない・・・という思いからヤン監督はこの映画を作ったという。 出典:CINEMA JOURNAL Vol.70 2007春号より シネマジャーナル シネマジャーナル購読申込はこちら キャラバン上映会などのお問い合わせはこちらから Email: Mail Form 2007年4月エメル・チェレビ監督ソウル女性映画祭でファーストグランプリ受賞のニュースが届きました。
by SisterWaves
| 2007-07-03 17:04
| 姉妹波浪ニュース
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