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2011年 11月 05日
あら波を起こすために、この映像祭はある 1年に3回映画を見れば、ことしはたくさん映画を見たなあ、というようなわたしが、この映像祭にかかわるようになったのは、山上千恵子さんと昨年9月、台北女性映画祭に行ったのがきっかけだった。彼女の『ディア・ターリ』が台北の女たちにどのように受け止められるだろうか、という単純な関心から行ったのだが、まったく予測していなかった女たちとの出会いがあって、それが映像祭をする動機となった。 期間中に見逃した『女書』を台北女性映画祭の事務所で見せてもらった。感動のあまり涙が出た。女たちのする仕事はまだたくさんある、そう思った。招待で来ていた監督のヤンさんとのインタビューで、彼女が映画制作の専門家ではなく、撮りたい事柄があるからこそ制作をはじめたこと、雇ったカメラウーマンが技術的な専門知識をもたないヤンさんを見限ったために、ヤンさんは講習に通い自分でカメラをもちはじめたことを知った。考えさせられることがいろいろあった。 映画祭の事務所は、女性映像学会理事長のショウヌーさんが自分の事務所を提供していた。大きな自宅という感じのところだったが、若い人たちが気軽に出入りしていた。たまたま居合わせたショウヌーさんと話をすると、フランスで映像の勉強をしたという。フリーで国営テレビの仕事をしているが、なかなか大変だということだった。彼女のかざらない人柄がすぐに気に入ってしまった。 台北の女性映画祭は上映のあとで監督や批評家と観客とのトークが必ずある。映画祭は準備する段階で、監督、批評家、観客の三者があつまって討論し、作り上げていくのだとメンバーの一人であるウエイスーさんが言っていた。観客は「客」ではなく「主」なのだ。そして台北の映画祭プログラムは、そのあと台湾9カ所を巡回するという。女たちの映画を見るのは都会の人たちだけではないのだ。 何かが動いている。すばらしい何かが・・・・。そう思った。 「Women Make Waves 女たちは波をつくる」という台北女性映画祭のタイトルどおり、波がひたひたと台湾中の女たちに寄せている。 もうひとつ、印象に残ったのは、海外で学んできた女たちが、自分の国で、地に足をつけて、女の視点、フェミニズムの視点で制作し、映画祭を作り上げているということだ。日本にはないものを感じた。 山上さんが、「日本でもフェミニストの視点に立った映画祭をしたいね、『女書』なんか上映できるような・・・」といったとき、二人の頭のなかには台北女性映画祭がモデルとしてあった。タイトルもWomen Make Wavesが気に入っていた。が、それを使うわけにはいかない。映像祭の準備をはじめるにあたって、どんな波をつくりたいか、ということをみんなで考えて、いろいろな意味をこめてSister Wavesとすることにした。台北女性映画祭にそのことを知らせると、後日、「Sister Wavesなんて、わたしたちの名称よりすばらしい」とウエイスーさんが山上さんに伝えてきた。 台北女性映画祭はことしで9回目だった。「大阪の映像祭は台北のようにすばらしいのはできない」といったら、ウエイスーさんは「わたしたちでもそうだったのよ。はじめは会議室を借りて、スクリーン・スタンドを使ってやったの。上映中にそのスタンドが倒れたりしてね」と笑いながら、はげましてくれた。そう、やりたいことをできる範囲でやればいい。それが大事なことだ。背伸びをせず、形式にとらわれずに。 ことしのソウル女性映画祭からもパワーをもらった。『音楽の力を信じますか』の監督イダさんとの出会いもうれしかった。彼女もヤンさんとおなじように「撮りたいものがあるから」カメラを持った人だ。「自分たちのやってきたことを忘れられたくなかったから」というのが、制作の動機だった。女がすることは女自身で記録しないかぎり、男社会からは忘れられていく。 女たちのやっていることを伝え、それを忘れないために、そしてそれをともに分かち合い、あらたな波を起こすために、この映像祭はある。 (三木草子) 2011年 11月 05日
女の言葉でherstoryを 2001年、初めてソウル女性映画祭に参加する機会を得た。2分にも満たない短編から2時間を越える長編までの作品は今まで男性中心に作られてきた歴史、文化のhistoryではなく新しい女の言葉でherstoryを作り出そうとする思いにあふれていた。 続いて9月、台北女性映画祭の会場に数人の友達と座っていた。そこにもジェンダー、セクシュアリティーはもちろんのこと、女性の問題を探る映画が上映されていた。しかし決して暗い、深刻なものだけではなく、ユーモアあふれる表現に会場が笑いにつつまれる事がしばしばだった。「こんな映画祭やりたいね」と私達は夢として話し合った。これまでの価値観のひとつが崩れたかと思わせる9・11テロ事件の直後だった。 やりたいことはやる 日本に戻って幾人かの人に夢を話したとき「今は女性の視点とかフェミニズムは敬遠されるよ、第一お金がないよ」と言われ「やっぱり夢ね」と寂しかった。 ずっと女の運動をしてきた女性が言った。「お金がなければ出来ない、と言うのなら今まで女の運動はなかったよ。今やりたいならやるのよ。女はいつもお金なんかないんだから。やることが必要なら土方してでも私はやる!」この一言から私たちの波は始まった。 女性にとって決して楽な金額ではない設立協力金の波が全国から寄せられた。忙しい時間をさいて各々の分 アジアの女たちとつながろう さらにソウル女性映画祭から、台北女性映画祭から、映像を通してアジアの女性たちが繋がっていく場を作って行こう、とシスターフッドのエールの波が届いた。 私たちは単に映像の上映だけを目的としているのではありません。私たち女性が互いに誇りを持って生きるために、映像を通して女たちが出会い、語り合い、歴史を見直し、女の目線からの女の文化を作って行く場にして行きたいのです。 2002年11月29日 山上千恵子 2011年 06月 01日
「女たちの映像祭・大阪」を主宰するひとり,山上千恵子監督作品の最新作を紹介します。
ぜひ、自主上映を企画してください。 ![]() ![]() 各地で自主上映など企画をしてください <上映と貸し出しについて> ◯DVD貸し出し料 30~90名までの場合 30,000円 100名以上、ホールなどの場合 50,000円 ※30名以下の小さいグループなどの場合はご相談に応じます。 シアター上映などのご相談もいたします。 ただいま英語字幕を制作中!!近日完成。 お問合わせ: ワーク・イン 03−3780−4446 chieko●sunny.ocn.ne.jp ●を@にかえてください。 山川菊栄記念会 山川菊栄生誕120周年記念 ドキュメンタリー映画上映会のお知らせをごらんください。 2011年 02月 25日
台湾の女性映画祭(Women Make Waves ) から、女性監督作品を出品しませんかと呼びかけています。
締め切りは、2011年4月30日 女性影展 Women Make Waves Film Festival ENTORY FORM # by SisterWaves | 2011-02-25 16:44
2010年 08月 10日
第3回「女たちの映像祭」に参加して
さとうしゅういちさんが、市民記者として、JAN JANに投稿。 第3回女たちの映像祭・大阪 2006年12月1日から3日まで大阪府豊中市女性センター「すてっぷ」で開催されました。 記事は以下から http://janjan.voicejapan.org/culture/0612/0612060980/1.php 貴重な記録です。ぜひご一読を! 第3回の案内と上映作品紹介のページはこちら http://sister-waves.fem.jp/sisterwaves_3rd.html 2009年 11月 20日
韓国女性監督特集2009.12.19(土)〜12.25(金) シネヌーボーX 上映プログラムはこちらから 過去、女たちの映像祭・大阪で上映された作品が登場します。ぜひご覧下さい。 塩 〜韓国鉄道女性労働者の物語〜 2003年/製作=労働者映像集団「希望」/監督=パク・ジョンスク/54分 ファンボさんに春が来た 2007年/製作=VanEda/監督=チミン/27分 和気あいあい? 2005年/製作=韓国女性労働者協議会/監督=チャン・ヒソン/108分 ショッキング・ファミリー 2006年/製作=レッドスノーマン/監督=キョンスン/ 110分 企画=キノ・キネマ(岸野令子) 提供・協力=ビデオ工房AKAME、女たちの映像祭・大阪、WOM、インディストーリー、 キョンスン、チミン、エンドウノリコ、世良砂湖、山上千恵子、シネマ・コリア、ファインフィルムズ 2009年 08月 28日
作品貸出しには二通りあります。
1)キャラバン上映会 2) その他(映画祭など) 過去4回の映像祭での上映作品は 上映作品一覧ページのそれぞれの作品をクリックしていただくと、上映作品解説にリンクしていますので内容をご覧ください。 1)〈女たちの映像祭〉キャラバン上映会について 「波をつくる女たちSister Waves」は、女性の視点で作られた映像作品を女たちの手で上映するグループです。2年に一度、大阪で〈女たちの映像 祭・大阪〉を開催しています。 これまで、3回の女たちの映像祭では、女性の視点で描かれた日本・韓国・台湾・中国・インド・タイ・トルコ・デンマーク・カナダ・ノルウエーの女性監督作品、38作品を上映してきました。日本海外の優れた作品を、大阪だけではなく、一人でも多くの女たちに見ていただきたいと思っています。〈波をつくる女たち〉の主旨にご賛同いただき、ぜぜひともみなさまに上映会を開催 していただけるよう心から願っています。 グループや女性会館のイベントでキャラバン上映会の開催をぜひお願いいたします。
キャラバン上映会の条件 A 1作品で1プログラムとします。2プログラムを選んでください。 ・短編長篇にかかわらず1作品とさせていただきます。 ・上映作品追加は可能です。 ・作品の解説に必ず「女たちの映像祭」上映作品としてチラシなどに明記してください。 ・上映後の話し合いについて 可能な限り話し合いをお進めします。 B 上映料/試写料について 1作品の貸出料 10,000円 合計20,000円 追加作品1プログラム 10,000円 試写料 ・上映決定した場合 無料(送料のみご負担ください) ・上映決定しない場合 1本につき5,000円+送料 2) 映像祭・フェスティバルなどへの貸出し 短編長篇にかかわらず1作品の価格です。 座席数50名以下の劇場 20,000円 座席数51名以上の劇場 30,000円 上映2回目からは上映料の半額の追加料金が加算されます。 試写料 1本5,000円+送料。ただし、上映する場合は試写料は無料となります。 作品の解説に必ず「女たちの映像祭」上映作品としてチラシなどに明記してください。 「ショッキング・ファミリー」のみ上映料が違います。 また上映会のみの貸出しになります。 座席数50名以下の劇場 45,000円 座席数51名以上の劇場 75,000円 上映2回目からは上映料の半額の追加料金が加算されます。 試写料 1本7,000円+送料。ただし、上映する場合は試写料は無料となります。 作品の解説に必ず「女たちの映像祭」上映作品としてチラシなどに明記してください。 申込・お問い合せ先:波をつくる女たち 京都事務所へ お気軽にご相談ください。 TEL&FAX 075-461-0524 mail :sister-waves&qc.fem.jp &→@に 2009年 08月 28日
女たちの映像祭・大阪 お薦め!! 日本語字幕版貸出します。 <女たちの映像祭・大阪>はこれまで一般劇場やマスメディアでは見る機会の少ない女たちの歴史や文化をテーマとした作品を2年毎に上映しています。 <第4回女たちの映像祭・大阪2009>では、10代から70代まで、さまざまなライフステージを生きる女たちのメッセージをお届けしました。 多くの女性たちが観られるよう、上映作品を貸し出します。 どうぞご利用ください。 ・映像祭・大阪で上映した人気の日本語字幕版を貸し出します! ・映画祭だけでなく,作品に合わせて授業・講座などグループで使えます ・日本,韓国、中国,台湾などアジアの作品、ニカラグア、コロンビア、アメリカ、オランダな どの女性監督作品7本の短編・長編をリストアップ! キャラバン上映作品プログラムいままで4回の女たちの映像祭で上映してきました。第4回目の7作品を紹介します。作品名をクリックすると、作品紹介ページに、リンクします [職場でおこるセクシュアルハラスメントを考える] ●「和気あいあい?」 Friendly & Harmonious 監督 チャン・ヒソン 韓国 2005年 108分 ・職場のセクシュアルハラスメントを4つのオムニバスで描いた韓国映画 [幾つにになってもチャレンジ!] ●「ファンボさんに春が来た」 She Saw Spring 監督 チミン 韓国 2007年 27分 ・女性の生き方をほのぼのと見直す韓国ドキュメンタリー ●「女の言葉」 Palabra de Mujer 監督 ソルダッド・ベラ スペイン 2007年 25分 ・ニカラグアの女たちの闘いのドキュメンタリー ●「消えた家族たち〜コロンビアの記憶」 A la Memoria 監督 カレン・ロア コロンビア 2007年 28分 [10代の子どもたちと学校で! おすすめ] ●ネイキッド—10代のこころと性 NAKED 監督 ミーシャ・カンプ オランダ 2006年 36分 ・オランダの10歳から13歳の子どもたちが性やからだについて率直に話す。 アニメーションドキュメンタリー ●「クィア家族の子供たち」 Queer Spawn 監督 アンナ・ボルダ スペイン(使用言語=英語) 2006年 30分 ・ゲイやレズビアンの両親を持つ10代の子どもたちへのインタビュー。 ● 「ある沖縄女性の物語」 One Okinawan Woman’s Herstory 監督 松本真紀子 日本 2001年 30分 作品貸出し条件へ 2009年 08月 28日
第4回上映作品
ある沖縄女性の物語 One Okinawan Woman’s Herstory 監督 松本真紀子 日本 2001年 30分 沖縄戦を生き延びたハルコさんは、戦後、駐留米兵と結婚し、カリフォルニアへ。数年前に夫を亡くし、一人暮らし。近所に住む孫娘が毎日のように遊びに来る。孫は自分のルーツは沖縄と言い、人形作りや舞踊を習う。でも娘との関係は微妙。ハルコさん二兎って沖縄とは、アメリカとは・・・
2009年 08月 28日
第4回上映作品
ネイキッド—10代のこころと性 NAKED 監督 ミーシャ・カンプ オランダ 2006年 36分 10歳から13歳までの子どもたちが自らの身体の変化について個人的な話をする。実写をロトスコープという手法でアニメ化し、子どもたちの記憶や空想部分もアニメ化したユニークな作品。「胸」「汗」「毛」「セックス」「月経」「体重」の6つの連作。
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